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計算科学研究センターでどんな研究ができる? 物理学類編

計算科学研究センター(CCS)は、物理学類、生物学類、地球学類、情報科学類、工学システム学類の5つの学類と関連しています。今回は、物理学類と関連する先生の研究をピックアップしてご紹介します。
(2024.1.16公開)


物理学類で教えている先生が所属しているのは、素粒子物理研究部門宇宙物理研究部門原子核物理研究部門量子物性研究部門、そして生命科学研究部門 生命機能情報分野です。

素粒子物理研究部門は、すべての物質の最小の構成要素である素粒子(クォーク)に働く「強い力」を計算で解明する研究を行っています。
宇宙物理研究部門は、星や銀河の誕生、宇宙大規模構造の形成進化、ブラックホールの形成進化などを、コンピュータシミュレーションを用いて研究しています。
原子核物理研究部門は、原子核の構造や反応の謎を数値計算を用いて解明し、また中性子星(パルサー)の構造・現象を量子力学から理解するための研究を進めています。
量子物性研究部門は、超電導体、絶縁体、金属など多くの異なる性質を有する物質の性質を解明し、新しい材料の開発などを目指して研究を行っています。
生命科学研究部門 生命機能情報分野は、「タンパク質」「DNA」「RNA」などを対象に、コンピュータシミュレーション技術や理論解析法を開発し、生命科学の理論研究を進めています。物理学類と生物学類からこのグループの研究室に進むことができます。

それぞれに関連する研究紹介記事や動画は、以下をご覧ください。

素粒子(クォーク)の謎に迫る格子QCDシミュレーション

・教員インタビュー 「究極の物質状態クォーク・グルーオンプラズマに迫る

・学生(大学院生インタビュー) 「CCSで学ぶ vol.2

・教員インタビュー 「素粒子理論にテンソルネットワークで挑む

初期宇宙、超巨大ブラックホール……観測と支え合うシミュレーション研究

・教員インタビュー 「世界初の6次元シミュレーションを解く!

・教員インタビュー 「球状星団誕生の謎を解き明かす

・学生(大学院生)インタビュー 「CCSで学ぶ vol.1

・学生(大学院生)インタビュー 「CCSで学ぶ vol.6

・動画 「ブラックホール どこまでわかったのか? なにがわかっていないのか?

医療と宇宙の学際連携

・動画 「計算光バイオイメージング

原子核の形? 分裂・融合・エネルギー

・教員インタビュー 「謎の粒子ニュートリノの質量解明に迫る2重ベータ崩壊

・動画 「原子核の形はどのように決まるのか?

・Webサイト「さわれる核図表

光と物質の相互作用 、燃料電池、そして量子コンピュータ

・教員インタビュー 「光と電子の相互作用で導くアト秒科学!

・教員インタビュー 「超伝導の新しい理論の提案 そして量子コンピュータへ

生命の起源から創薬研究へ

・教員インタビュー 「生命の起源を宇宙に探る

・学生(大学院生)インタビュー 「CCSで学ぶ vol.5

・動画 「COVID-19関連タンパクに対する統合的インシリコリポジショニング (日本語字幕版)