計算科学振興室

計算科学の人材育成と社会貢献を推進する

計算科学振興室では、大学院研究科と連携した計算科学に関わる人材育成プログラムの整備、サマースクール等の啓蒙活動、当センターにおける先端研究に関わる情報発信等を含めた社会貢献などを推進しています。

■人材育成

・大学院デュアルディグリープログラム
大学院は、博士前期課程(修士)と博士後期課程(博士)から構成され、両課程を通して1つの専門分野を修めて博士号を取得します。しかし、計算科学においては、物理、地球環境、生物などのサイエンス分野の研究を、コンピュータを高度に活用しながら進める必要があり、サイエンスとコンピュータの両分野に関わる複合的な専門性が求められます。このニーズに対応するため、大学院「デュアルディグリープログラム」を推進しています。博士後期課程におけるサイエンス分野の研究と、博士前期課程でのコンピュータに関する研究を同時並行的に進め、サイエンス分野での博士号と、コンピュータ科学の修士号を同時期に取得することが可能です。

・計算科学英語プログラム
海外留学生の増加に伴い、英語だけで修了可能なように、コンピュータサイエンス専攻の博士前期課程に「計算科学英語プログラム」を開設しています。13科目の英語授業や研究指導を通して修士号を取得できます。

・大学院共通科目
コンピュータは大学院におけるあらゆる研究の基盤です。全学の大学院生を幅広く対象とした共通科目の形でサマースクール科目としており、学外の研究者や他大学の学生も広く聴講可能としています。

■社会貢献・他機関との連携

国内では、東京大学と京都大学との間でT2Kアライアンスとして高性能計算技術分野の研究協力を進め、つくば市内の各研究機関ともすでに密接な研究協力関係を結んでいます。素粒子物理の国際データ共有プロジェクト ILDGや、英国エジンバラ大学、米国ローレンスバークレイ研究所との交流など、国際的な研究協力体制も築いています。これまで進めてきた国内外の研究協力を強化、展開し、共同研究に向けて研究者や学生の交流を行うための懸け橋として活用していきます。

・筑波山プロジェクト
筑波山(877m)山頂にて気象観測を行い、上空の気温・湿度などの気象データを継続的に記録・公開することで、研究・教育活動に役立て、社会に貢献することを目的としています。

・情報発信
国内の高校生や海外の大学生などの見学を受け入れ、一般公開を行ってつくば市や関東を中心とした方々との 交流を深めています。また、教員個人としても、出張授業・講演会などを積極的に行っています。(見学についてはこちらをご覧ください)
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