学際ハブ拠点スパコンお試し利用

スパコンお試し利用

筑波大学計算科学研究センターは、文部科学省の令和5年度 共同利用・共同研究システム形成事業「学際領域展開ハブ形成プログラム」において「AI 時代における計算科学の社会実装を実現する学際ハブ拠点」として採択されました。本事業では、スーパーコンピュータと計算科学手法を用いた問題解決において、産官学の連携による新たな需要の開拓と、企業における計算科学手法の導入の裾野を広げることを大きな目的としています。

学際ハブ拠点の事業の一環として、「スパコンを使いこなせるのか、現在社内で行っている計算がスパコンで高速化できるのか」といった不安を抱える企業の方に、無料でスパコンの利用機会を提供する「学際ハブ拠点スパコンお試し利用」プログラムを開始します。初心者向けの入門動画やサポートもあり、本センターの関連分野の教員と連携して進めていただくことで、スムーズにスパコン利用を始められるように支援します。

【プログラム対象者】
本センターとの共同研究として、継続的に連携していただける企業様
このプログラムは単なる企業向けのお試し利用ではありません。本センターとの共同研究として、継続的に連携していく企業が対象となります。本制度はスパコンの「一般利用」の枠組みを利用します。一般利用の代表者は学術研究機関所属の研究者である必要があるため、本センターの教員が代表者となり、企業の方々をメンバーとして追加します。このため、まず教員とのマッチングが必要となります。HPにあるセンターの教員一覧などから近い分野の教員を探して打診していただくようお願いいたします。

【申請の流れ】
1. センター教員一覧などから関連分野の教員を探す
2. センター教員に「スパコンお試し利用」でのカウンターパートの承諾を得る
3a. 申請フォームから申請する(企業の方)
3b. 一般利用用の申請書を作成して「スパコンお試し利用担当」に送付する(センター教員)
4. お試し利用採択
5. 一般利用採択
6. アカウント発行手続きの後、利用開始

申請フォームは、教員とのマッチングが成立する前でもご記入いただけます。
本制度で採択できる数には限りがあります。原則、マッチングが終わり一般利用の申請書が用意できたところから順に決定していきます。
令和6年度の提供資源はスパコンPegasusの4,000ノード時間、ストレージ領域は20TBになります。
登録ユーザ数はセンターの教員を含めて10名以内を想定しています。

【申請フォーム】
https://forms.gle/ZBvKkzDTG5tWDMFg8

【本制度に関する問い合わせ】
スパコンお試し利用担当: idchub-trial[at]ccs.tsukuba.ac.jp 
スパム防止のためアットマークを[at]と表示しています。
送信の際は[at]は@に置き換えていただくようお願いいたします。

【採択されたユーザ向け情報サイト】
https://www2.ccs.tsukuba.ac.jp/ccswiki/idchub-trial/
入門動画やFAQなどをまとめたページです。
認証が必要ですので採択された課題の代表者にアクセス情報をお知らせします。