筑波大学計算科学研究センターでは、これらの最先端の計算科学を医学と連携させる新たな取組みとして「医計連携」を創出する「計算メディカルサイエンス事業」を推進します。本事業は、物理学、生命科学およびデータ基盤,情報メディア分野の計算科学と医学、産業界が連携し、最新の計算手法、画像処理技術ならびに機械学習、ディープラーニングを用いて、計算科学による医療技術を開拓することを目的とします。この目的のため、(1) 計算生体分子医科学、(2) 睡眠ビッグデータ解析・自動診断、(3) 3D Surgical Vision、(4) 計算光バイオイメージングのプロジェクトチームを設置し、学内外の連携とチーム間連携を図り研究を推進します。
本ワークショップでは、学内外の関係者からご講演をいただきます。
計算メディカルサイエンス ワークショップ2021
日時: 2021年9月6日(月)
場所: オンライン(Zoom) *参加登録いただいた方へURLをお知らせします。
参加登録: 参加登録は締め切りました。
ポスター: 計算メディカルサイエンスワークショップポスター
プログラム
グループ | 時刻 | 発表者 | 所属 | タイトル | |
計算生体分子 | 10:30-10:40 | 重田育照 | 筑波大学 | 2020-2021年度の活動報告 | |
司会:原田隆平 | 10:40-11:05 | 福澤薫 | 星薬科大学 | フラグメント分子軌道法に基づく創薬研究 | |
11:05-11:30 | 松永康佑 | 埼玉大学 | VHH抗体の構造と熱安定性のモデリング | ||
11:30-11:55 | 新谷泰範 | 国立循環器病院センター | タンパク質構造から挑む呼吸鎖酵素の活性制御と創薬展開 | ||
質問議論 | 11:55-12:00 | ||||
休憩 | 12:00-13:00 | ||||
睡眠ビッグデータ | 13:00-13:30 | 太田玲央 | 筑波大学 | 病院での睡眠ポリグラフによるヒト睡眠段階自動判定とその根拠提示 | |
司会:北川博之 | 13:30-14:00 | 宮本隆典 | 筑波大学 | 家庭用睡眠計を用いた深層学習によるヒト睡眠段階自動判定 | |
14:00-14:30 | 高島聡 | 筑波大学 | Random Forestによる眼球指標からの覚醒度合いの推定 | ||
3D Surgical Vision | 14:30-15:00 | 黒田嘉宏 | 筑波大学 | 術中インタラクションの理解と表現に関する研究 | |
司会:北原格 | 15:00-15:30 | 宍戸英彦 | 筑波大学 | 医療作業支援のための人物映像解析 | |
15:30-16:00 | 謝淳 | 筑波大学 | プロジェクションマッピングによる腹腔鏡手術支援 | ||
休憩 | 16:00-16:10 | ||||
計算光バイオ | 16:10-16:40 | 星詳子 | 浜松医科大学 | 頭頚部NIROT(近赤外光トモグラフィ):画像再構成法の現状と課題 | |
司会:梅村雅之 | 16:40-17:10 | 庄野逸 | 電気通信大学 | 深層学習によるテクスチャ画像処理 | |
17:10-17:40 | 矢島秀伸 | 筑波大学 | 高精度輻射輸送計算と機械学習の融合による近赤外光トモグラフィ |