シンポジウム

第7回「学際計算科学による新たな知の発見・統合・創出」シンポジウム -多分野に広がる計算科学の発展と将来像-

開催案内

主催 筑波大学 計算科学研究センター
日時 平成27年10月19日(月) 13:30~17:40、10月20日(火)9:30~16:20
会場 筑波大学大学会館 国際会議室 [MAP]
懇親会 10月19日(月)18:00開始 筑波大学内スープファクトリー [MAP]
参加費 シンポジウム参加無料、懇親会4,000円
参加登録 <!–名札作成と懇親会予約のため、こちらから事前登録をお願いいたします。[ 締切:10月15日(木) 17:00 ]–>
事前予約は締め切りいたしました。以降は直接会場受付までお越しください。
問い合わせ シンポジウム問い合わせ窓口
ccssympo[at]ccs.tsukuba.ac.jp
スパム防止のためアットマークを[at]と表示しています。
送信の際は[at]はアットマークに置き換えていただくようお願いいたします。

sympo2015[ポスターPDF]

開催趣旨

今日あらゆる科学技術の分野で計算科学は欠かすことのできない役割を果たしています。スーパーコンピュータの劇的な発展により大規模計算による研究のフロンティアは大きく拡大し、また計算を介した分野融合の取り組みや新分野の創出が活発に進んでいます。学際性は計算科学の大きな特色ですが、その利点を十分に活かすためには、計算科学のさまざまな分野間で、そして計算科学の発展を支える計算機科学分野との間で、定期的・日常的な交流と協力の機会を持つことが大切です。本シンポジウムでは、さまざまな科学技術分野で多彩に発展している計算科学の最先端の研究を、他分野の研究者にも分かりやすく講演して頂きます。講演と議論を通じて、計算科学・計算機科学のフロンティア、そして分野間の連携に関し、活発な意見を交わす機会となることを期待しています。

また本センターは、文部科学省共同利用・共同研究拠点「先端学際計算科学共同研究拠点」の認定を受け、センターの計算機資源を用いた学際共同利用プログラムを推進しています。本シンポジウムの中で、平成26年度及び27年度の学際共同利用の成果発表・中間発表を行います。

プログラム

10月19日(月)

座長:矢花一浩(筑波大学計算科学研究センター)
13:30~13:40 開会挨拶
   三明康郎(筑波大学理事、研究担当副学長)
   梅村雅之(筑波大学計算科学研究センター長)
13:40~14:20 「分子動力学計算専用計算機MDGRAPE-4」
泰地真弘人(理化学研究所生命システム研究センター)
14:20~15:00 「エクサスケール時代に向けた計算物質科学の課題と展望」
尾崎泰助(東京大学物性研究所)
休憩(15:00~15:30)
座長:中務孝(筑波大学計算科学研究センター)
15:30~16:10 「計算科学研究センターにおけるスーパーコンピュータの2つの取り組み:演算加速器系と汎用プロセッサ系」
朴泰祐(筑波大学計算科学研究センター)
16:10~16:50 「気象庁の現業数値予報システム」
原旅人(気象庁予報部数値予報課)
16:50~17:30 「Advances in ab-initio computations of nuclei」
Gaute Hagen(Oak Ridge National Laboratory)
懇親会(スープファクトリー、 18:00-20:00)

10月20日(火)

座長:日下博幸(筑波大学計算科学研究センター)
9:30~10:10 「Cosmo Simulator 構想について」
梅村雅之(筑波大学計算科学研究センター)
10:10~10:50 「テンソルくりこみ群による素粒子物理学における諸問題へのアプローチ」
武田真滋(金沢大学理工研究域数物科学系)
10:50~12:30 学際共同利用ポスターショートトーク(49件x2分)
昼食(12:30~13:30)
学際共同利用ポスター発表(13:30~15:00)
座長:高橋大介(筑波大学計算科学研究センター)
15:00~15:40 「実世界センシングネットワークを用いた視覚情報提示」
北原格(筑波大学計算科学研究センター)
15:40~16:20 「数値計算ライブラリ開発におけるコデザインについて」
今村俊幸(理化学研究所計算科学研究機構)