計算科学コロキウム

第138回計算科学コロキウムを、2月22日(木)13:00より開催します

第138回計算科学コロキウムを開催いたします。多数のご来聴をお待ちしております。

講演タイトル: 太陽系外惑星における光合成シグナルの観測可能性について 
       ―惑星の輻射環境と光合成色素の光物性―
講演者:小松 勇 博士(自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター・国立天文台)
日時: 2024年2月22日(木) 13:00-14:00
場所: 計算科学研究センター 会議室C
言語: Japanese

要旨:
将来の太陽系外惑星観測において光合成由来のシグナルを検出する可能性を探るために天文学・地球科学・化学・生物学などの複数分野に跨った議論が要求されており、計算科学による貢献が期待される。本発表では惑星における放射伝達を考慮したモデル計算によって、光合成由来の蛍光が将来どのように観測され得るかについて調べた研究について紹介する。また、量子化学計算を用いた惑星で実現可能な色素探索の研究も発表する。

Keywords:アストロバイオロジー、光合成、太陽系外惑星、放射伝達、量子化学計算

世話人: 庄司光男