第154回計算科学コロキウムを開催いたします。多数のご来聴をお待ちしております。
講演タイトル:普遍生物学
講師:金子邦彦 先生
日時:2026年2月20日(金) 10:10-11:25
場所:計算科学研究センター ワークショップ室
場所:計算科学研究センター ワークショップ室
概要:
「生命とは何か」は物理学者にとっても大きな謎です。これまで分子生物学は生命の部品の性質を明らかにしてきました。一方で生きている状態はそうした分子が集まって維持されているマクロな状態です。ではそうした生命の状態一般に成り立つ論理、法則は見出せないのでしょうか。物理学は分子によらずそれらの集まった平衡状態に普遍的に成り立つ「熱力学」をつくることにかつて成功しました。では、その精神を受け継いで、多様な成分を維持、成長し、外界に適応し進化するという、生命システムの性質をあらわす普遍状態論を構築できないでしょうか。普遍生物学ではミクロ(例えば分子)とマクロ(例えば細胞)の整合性に着目して、生物の基本的性質ー遺伝、代謝、発生、進化ーに潜む普遍法則を構成的実験と理論物理で解き明かそうとしています。その一端を紹介します。
(参考図書;「生命とは何か」「普遍生物学」東大出版会)
世話人:庄司光男

