計算科学コロキウム

【開始時間が変更になりました】第103回計算科学コロキウムを12月10日(木)9:30より行います。

第103回計算科学コロキウムを、12月10日(木)に開催します。
多数のご来聴をお願い致します。

日時:2015年12月10日(木)9:30-12:00
場所:筑波大学計算科学研究センター 会議室B
題目:アミノ酸の安定構造と分子解離に繋がる多段階異性化反応経路の効率的自動探索法の開拓
講師:岸本 直樹 氏(東北大学大学院理学研究科化学専攻・准教授)

要旨:
内部エネルギーを持つ分子の解離反応経路は、化学研究者の経験ではカバーできないほど多くの異性化反応経路に分岐して複数の解離生成物へ繋がっており、解離反応経路の研究を困難にしてきた。また、異性化を経た後の解離反応では、生成物の構造を実験で特定することは困難である。
 私は本研究 で、分子の安定構造とその解離反応経路の量子化学計算方法を確立することで、ユーザーが試行錯誤を極力しない自動化を目指している。

世話人:重田育照