ワークショップ

エクサスケール時代の高性能計算システム

筑波大学計算科学研究センター ワークショップ
「エクサスケール時代の高性能計算システム」

 来年度より文部科学省による次世代スーパーコンピュータの開発計画が始まることになり、欧米でも次世代の計算システムとして Exascale Computing System の研究開発が始まろうとしています。Exascale Computing では、これまでの Petascale Computing に比べ、より一層のハードウェア/ソフトウェア/アプリケーションにおけるチャレンジが待っており、あらゆる面での Co-Design が求められます。このための様々な試みや共同研究が始まっており、今後5年程度を目処にシステムの実現を目指す研究が活性化されるものと期待されます。
 このような背景の下、筑波大学計算科学研究センターでは米国 Oak Ridge National Laboratory の Dr. Jeffrey Allen Nichols をお招きし、Exascale Computing に関する講演をして頂くことになりました。併せて、米国クレイ社による次世代超並列システムのための相互結合網技術に関する講演、また本年4月より本センターで稼働開始予定の次期スーパーコンピュータ COMA:PACS-IX (Cluster of Many-core Architecture Processors) の概要に関する紹介を行います。
 本ワークショップはどなたでも無料で参加頂けます(事前参加登録をお願いします)。次世代計算システム技術の最新動向とコモディティ技術ベースによる最先端計算システムに関する情報及び意見交換の場として、多数の皆様のご参加をお待ちしております。

日時:
平成26年1月30日(木)10:30~12:30

場所:
筑波大学 計算科学研究センター 国際ワークショップ室

参加登録:
参加登録は終了しました。

プログラム:

(1) 10:30~11:30 “Toward EXA Flops Era”
Jeffrey Allen Nichols
(Associate Laboratory Director, Computing and Computational Sciences,
Oak Ridge National Lavatory)
(2) 11:30~12:00 “Next generation HPC technology, the cost and scalability of interconnects”
Steve Lyness
VP Solution Engineering, Cray Cluster System division.
Cray Inc.
(3) 12:00~12:30 “計算科学研究センター次期スーパーコンピュータ COMA:PACS-IX”
朴 泰祐
筑波大学計算科学研究センター 副センター長