筑波大学計算科学研究センターは、このたび(令和7年度補正予算)「AI for Scienceに不可欠な計算資源の戦略的増強事業 (ii) 既存の計算資源等による共用の効率化を図る取組」に採択されたことをお知らせします。
近年、生成AIをはじめとする人工知能研究の急速な発展や、大規模・高精度科学シミュレーションへの需要拡大に伴い、高性能計算資源の不足が深刻化しています。
本センターでは、AMD Instinct MI300A APUを採用したユニファイドメモリ型スーパーコンピュータ「Sirius(PACS12.0)」を2026年4月より本格運用開始しました。今回の採択により、Siriusの計算ノードを9台(GPU 36基)増設し、AI演算性能を約259 PFLOPS、倍精度演算性能を約16.4 PFLOPSへ強化します。これにより、AI研究と科学シミュレーションを効率的に同時実行できる環境を実現し、共同利用・共同研究拠点としての計算基盤機能をさらに強化します。
なお本事業には北海道大学 情報基盤センター、筑波大学 計算科学研究センター、東京大学 情報基盤センター、九州大学 情報基盤研究開発センターの計画が採択されました。4大学は、「AI for Science」の推進に向けた連携を強化するため、本日付で「AI for Science 推進に関する覚書」を締結採択しました。4大学は、それぞれ最先端の計算基盤を有し、本事業を通じて我が国のAI for Scienceを牽引する中核拠点としての役割を担います。
今後も本センターは、先端的な計算資源の整備と研究支援を通じて、AI・データ科学および計算科学の発展に貢献してまいります。

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