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【受賞】スーパーコンピュータ Oakforest-PACS のストレージが IO-500 で世界一位に認定

東京大学情報基盤センター(http://www.itc.u-tokyo.ac.jp)と筑波大学計算科学研究センター(http://www.ccs.tsukuba.ac.jp) が共同運営する、最先端共同 HPC 基盤施設(JCAHPC:Joint Center for Advanced High Performance Computing、http://jcahpc.jp)が運用する超並列クラスタ型スーパーコンピュータ Oakforest-PACS のストレージシステムが、2018年6月のストレージ性能ランキングを示す IO-500 リスト(http://www.io500.org)において、世界最高性能を達成しました。
 IO-500 リストは、2017 年 11 月に初めて公表されたリストで、今回が二回目となるストレージ性能の世界ランキングです。ストレージ性能は大規模数値シミュレーションだけではなく、ビッグデータ・AI 処理に極めて重要で、ストレージ性能の向上は、スーパーコンピュータシステムの計算処理を向上させる上で大きな影響を及ぼす要素です。IO-500 では、大規模ファイルの書込・読込性能と小規模ファイルの書込・読込・リスティング性能を測定するベンチマークプログラムを用いてスコアが決定されます。
Oakforest-PACSは2017年11月のランキングでも世界第1位でしたが、今回はスコアを更新し、改めて世界第1位となりました。