8月29日、筑波大学大学会館国際会議場にて、イノベーション対話イベント “Digital Synergies: Bulgaria–Japan Dialogue on Digital Twins, AI, Data Spaces & Urban Futures” の1日目としてシンポジウムを開催しました。本イベントは筑波大学計算科学研究センターとブルガリアGATE研究所、駐日ブルガリア大使館の共催、日本政府機関である国土交通省、日本貿易振興機構、ブルガリア政府機関である科学技術省、イノベーション省、経済産業省の後援で開催され、産・学・官それぞれのセクターから参加者が集まり、都市型デジタルツイン、AI、ビッグデータ、スマートシティ分野における国際的な連携の可能性について議論を交わしました。
29日シンポジウムの様子。オンラインでも多くの参加者があった。
シンポジウム開催に先立ち、駐日ブルガリア大使が筑波大学を訪れ遠藤研究担当副学長と懇談されました。
右:駐日ブルガリア大使Marieta Arabadjieva氏、左:遠藤靖典研究担当副学長
30日にはExpo2025(2025年大阪・関西万博)ブルガリアパビリオンにおいてイベント2日目が開催され、パビリオンを訪れた多くの方に、GATE研究所と筑波大学計算科学研究センターとの共同研究の成果等を知っていただくためのプレゼンテーションが行われました。
ブルガリアパビリオンでのプレゼンテーションの様子。
GATE研究所は政府、産業界、起業家と協力し、社会的インパクトの高いビッグデータ・AI分野の基礎・応用研究と、イノベーション、教育を推進する拠点です。計算科学研究センターは、今後もスマートシティ、スマートソサエティの構築に重要な気象分野を中心に、GATE研究所との共同研究、情報共有、交流を促進し、社会に還元できる研究を推進します。