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スーパーコンピュータ「HA-PACS/TCA」が2期連続でGreen500の第3位を獲得

筑波大学計算科学研究センターのスーパーコンピュータ「HA-PACS/TCA」が、世界で最もエネルギー消費効率の良いスーパーコンピュータをランキングする「Green500」2014年6月版で、第3位を獲得しました。2013年11月に続き、2回連続でのランクインとなりました。

HA-PACS/TCAは、2012年2月に稼働開始したHA-PACSの拡張部で、2013年10月に導入されました。各計算ノードは、NVIDIA社の高性能GPUであるK20Xをノード当たり4台搭載しており、同システムはこれを64台結合した超高性能GPUクラスタです。
Green500は消費電力当たりのLINPACK測定性能「HPLベンチマーク(MFLOPS/W)」で評価され、HA-PACS/TCAは3518 MFLOPS/Wでした。HPL効率は76%と、GPUクラスタとしては極めて高い効率を達成しました。1位は東京工業大学のTSUBAME-KFC、2位はケンブリッジ大学のWilkesでした。

関連リンク

The Green500 List – June 2014
スーパーコンピュータ「HA-PACS/TCA」がGreen500の第3位を獲得|計算科学研究センター(2013年11月21日)